父の遺した2000円札

数年前に亡くなった父の書類や遺品を整理していると、2000円札が1枚でてきました。
何とも懐かしいと思わせる紙幣なのですが、一応、今でも流通紙幣であるといいます。

2000円札が発行されたのは2000年7月、守礼の門と紫式部を図案にした紙幣で、第26回の沖縄サミットと、西暦2000年をかけて1999年に小渕恵三総理大臣の発案によるものでした。

当初は目新しさもあってか交換する人が列をなしましたが、2004年をピークに一時は5000円札を上回る発行枚数であったといいます。
しかし、その後はなぜか減少を続けてゆき、2008年には3分の1にまでになってしまったといいます。
これまでの刷られた2000円札の総数は1億5000万枚、その後は刷られることもなく、大蔵省の金庫には大量の2000円札が保管されていると言われています。

なんとも中途半端な金額の紙幣でありますが、なにしろ自販機で使うことができないのがネックのようで、自販機会社も対応する気がないともいいます。
更に、商店のレジには2000円札を置くスペースもないのだといいますから、華々しく世に出たものの、その後の扱われ方は何とも謎であり哀れとも言えなくもありません。

こうなると、2000年のミレニアム記念紙幣のような物としておいたほうが無難なのかもしれませんが、2000円札は今でも現行の紙幣であり、珍しいナンバーでない限り古銭の取引対象ではないようです。

記念コインの類はよく耳にしますが、記念紙幣というのは記憶にはありませんが、父の残していた2000円札は、何か使うのもたばかられ、記念紙幣だと思ってとっておくことにしようと思います。

 

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